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  • ◆スポンジによる止血とスポンジの剥離
マウスの右下肢静脈を切断し、スポンジを出血部位に当てた。スポンジは血液を吸ってゲル化して出血部位に貼りつき、出血は直ちに止まった。20分後、PBSで湿らせてスポンジを軟化させ、取り除いた。ゲル化して強く粘着したスポンジを剥離しても再出血は見られなかった。


  • ◆ガーゼ付きフィルムによる止血とフィルムの剥離
マウスの左下肢静脈を切断し、ガーゼを張り合わせたフィルムを出血部位に当てた。フィルムは血液を吸ってゲル化して出血部位に貼りつき、出血は直ちに止まった。20分後、フィルムを取り除いた。ゲル化して粘着したフィルムを剥離しても再出血は見られなかった。


  • ◆臨床研究:シリンジ内にセットしたスポンジによる抜歯後の止血(バイアスピリン服用患者)
バイアスピリンを服用している患者に抜歯を施した後、スポンジを抜歯窩に挿入して止血を行った。スポンジは挿入しやすいように予め注射筒にセットしておき、ピストンで押し出しながら挿入した。出血はすぐに止まった。この患者は以前抜歯した際、毎度夜中に再出血を訴えたが、今回は再出血はなく、きれいに止血された。また、抜歯後の傷の治りもきわめて順調であった。


  • ◆ガーゼ付きスポンジにによる止血
マウスの右下肢静脈を切断し、ガーゼで裏打ちしたシート状のスポンジを出血部位に当てた。スポンジは血液を吸ってゲル化して出血部位に貼りつき、出血は直ちに止まり、再出血は見られなかった。


  • ◆シリンジ内にセットしたスポンジによる止血
マウスの左下肢静脈を切断し、スポンジを出血部位に当てた。スポンジは幹部に押し当てやすいように予め注射筒にセットしておき、ピストンで押し出しながら当てた。スポンジは血液を吸ってゲル化して出血部位に貼りつき、出血は直ちに止まり、再出血は見られなかった。


  • ◆人工透析後、動脈側の処置に使用した
透析終了後、ポピドンヨードで穿刺部周辺を消毒し、湿った皮膚に止血パッドを貼り付けた。一分弱の間、軽く押さえることで、完全な止血が得られ、その後の出血は見られなかった。